藤枝は、サッカーで有名だ。ホテルには有名な選手のユニホームなど名前入りで紹介されており、高校も3校あり、昨日会話した彼も学校に通いながらサッカーをやっているのだろう。
「先輩は素晴らしいが、自分はまだ1年目、早く先輩みたいになりたい」と話す、体格の良い彼だ。平和行進にも興味を示し「インターネットが無いので、田舎の友達や親に電話してコピーしてもらい札幌に帰ったとき見ます」と言ってくた。名前も聞かずだったが有名な選手になるだろう。サインを貰っておけばと後で後悔。
その点、今年の3・1ビキニデーにはじめて参加し県内通し行進をやっている高橋さん、ホテルでもホテルで働く人を含め客でも、会う人に平和・原爆・戦争の事を会話し「原水爆禁止の国際署名」を貰っている。ひょっとしたら彼も署名していてくれたかも。
出発集会・各地域での引き継ぎ集会で行進者が話す、署名でもそして行進中でも張り切る高橋さん。カンパ隊でのこと「ある駄菓子屋さんに入った時、女の子たち5、6人が、財布の中から1円・5円・100円とカンパしてくれた」と話す・・・。こんな姿を国会議員・財界の人などは現場を見て考える必要がある思う。
大井川の橋を渡る手前で、たけのこ保育園の子供達と先生2人が、私たち行進団を出迎えてくれていた(時間に合わせ園のバスで来たという)。そして、子供達も歩いて大井川を渡る。
車道と歩道が別とはいえ、行進の先頭を歩くのが早い子・遅い子と先生が大変。橋を渡り切るなり「喜びの顔だ」・・・。
金谷水神公園で休憩・子供達もおもむろに持ってきたおやつとポットからジュースを飲む。これから電車に乗って帰るとのこと、手を振って別れ私たちは行進スタート。
宿に戻るなり写真を整理(なるべく全員が写るものを探し)して、橋本さん(静岡県働くものの安全と健康を守るセンター事務局長)にメールで送り、園に届けて頂くことを依頼。