静岡県に入って6日目、初めての本格的の雨だ。今日は通し行進者は3ヶ所に分かれる。
小林さんと高橋さんの2人の女性は、山際に近い所から、そしてアコーディオンを肩に背負って演奏しながら行進する山崎さんは、地元の平和行進に参加だ。
残り3人は清水区役所へと車で移動中に、携帯が入る。小林さんからだ「こちらはドシャ降りの雨よ(後で聞いたら、行進始まってからは小降りになったとのこと) そちらはどう」と元気な声が聞こえる。
こちらはまだ降っておらず曇り、清水区役所の出発集会 毎日、通し行進者が紹介され一人ずつ話す。集まってくる参加者は同じでないので、同じ事を話しても良いが皆は、自分の行進への決意と昨日までの感想のポイントを話す、県内通し行進者は交替でみんなの特徴をまじえて全員を紹介する。
私が話し始めたころ雨が落ちてきた。気がついたら地元の実行委員の方が頭の上を傘をかざしてくれた。
行進中はそんなに強くないが雨、今日運動会で行くんだ。中止かもと言う小学生、お母さんと妹さんが歩く、そこの橋までと小学生が横断幕を持って車道を先頭を歩き、お母さんと妹さんは、歩道で見守る。
午後は、晴れたがいつでも降ってくるようなくもり空、清水山公園に着くなりすごい雨になった。休憩して出発、しかしすごい雨なので予定の時間より15分早く出ることにした。(ここから参加があるのではと責任者は時間を決めるのに関係者と話す)。
終結の常盤公園に着いた頃は雨もやみ、平和行進静岡県歓迎集会と一日のまとめ集会を開く。雨の中と言え、カンパは2万7千円を超える。
静岡県に入ってから、すべての個所で、うたごえの仲間が歌で歓迎してくれる。松本さんは日本のうたごえの推薦で歩いており、静岡のうたごえの仲間が激励交流会を開いていただくとのことで、私と向(むかい)さんも参加させて頂いた。
もと国鉄労働者で、うたごえをやっていたという木野忠(静岡市平和委員会理事長)さんの姿もあり労働者として活動しながら、うたごえを皆でやり平和活動をやってきたことなど話しを聞き、時間はあっという間であった。