神奈川県内の13日間はあっと言う期間で、神奈川平和行進実行委員会の皆さんのご苦労をよそに県内通し行進者は、日焼けした顔で疲れがあるにもかかわらず「時間の経つのも早くもっと歩きたい」と話す(全国通し行進者の松本さんと私は、歩き続けるのだが、そして昨年通し行進した米山さんが静岡からの行進についてアドバイスをくれる)。
湯河原観光会館では、5月23日(土)湯かけまつりが開催されるので準備の人たちが作業していた。
出発集会では、これまで県内で行進に参加してきた方をはじめ、被爆者の会の人15人くらいの方も参加(原爆症認定をまだ貰えず裁判で国と闘っている川崎在住の荒木さんの姿もあった。高齢でそんなに歩けないけどと話す。私から近寄り「おはようございます」と声をかけた)。
組合関係者も多く、神奈川労連の水谷議長をはじめ元議長2人も来て頂き激励を受けた、またJMIUからは、久しぶりに会った三興製鋼の中村君、地本事務局の平間さんが参加。
広崎公園でまだ11時半なのだが、松本さんと私は実行委員会が準備して頂いた弁当を食べた。特別待遇・・・静岡に入ったら食べる時間がないからだ。食べ終わると同時に、冨田湯河原市長が公務をさしおいて歓迎と激励に駆けつけて頂いた、名刺を渡し、挨拶とかたい握手を頂いた。
湯河原駅では、県内最後の激励でトランペッターの松平晃さん、菅祐紀さんの2人がトランペットの演奏で静岡引継ぎ、行進スタートまで激励演奏してくれました(何曲演奏して頂いたのか、有難うございました)。
引継ぎ集会は粛々と行われ、これまで世話をして下さった実行委員の永沢さん、県内通し行進者や、そして県内を行進して6月4日から富山~広島を歩く栖原さんと固い握手をかわした。
実行委員の森田さんには、話すことができなかったが感謝の言葉を永沢さんに託した。
引継ぎスタートする時、「行ってきます」と大きく手を振った(多くの人に長崎で会えるのに、なんだか高校を卒業してふるさと新潟・出雲崎町から川崎の三和エレクトロニクス株式会社<旧三和測器>に働きに来た時のような感じだ)。
熱海市内をパレード、80人を超えているのに警備の警察官3人、時々近くの交番の警察の人も加わる。地元の実行委員の人に聞くと「熱海は特別、ほかの地域は警備の警察官は来ないよ」と話す。県が変わればこうも変わるのかとびっくり。広島で行進した時、愛知でトヨタ総行動でのデモに参加したが、交通量が多いにもかかわらず静岡県は違う。
神奈川だと100人の行進で10人以上の警察警備で、話しかけ激励をくれる警察官もいるし、ハンドマイクでうるさく行進者に注意する所もあった。