5月19日、神奈川の最終日を迎えた平和行進。
湯河原の観光会館前の出発集会には、160人が参加。被爆者の会の吉野副会長が「今年も雨の日も風の強い日もありました。今日は静岡にバトンを渡す日、最後まで元気に歩きましょう」と挨拶。ピースリレーの富士見さん、地元湯河原実行委員会の小沢議員にもご挨拶をいただき、通し行進者の紹介の後、元気に出発しました。
駅前で、トランペット演奏の出迎え
沿道からは、次々と手を振って激励が来ます。カンパや署名を手渡してくれる人も。本日だけで沿道から寄せられたカンパは1万円を超え、署名は13筆でした。西さがみ原水協の皆さんが事前に沿道にチラシを配布してあったのです。
湯河原駅前では、いつものように松平さんと菅さんがトランペット演奏で迎えてくれました。
駅前を通過して、広崎公園で休憩。湯河原町の富田町長が挨拶されて、メッセージと賛同金をいただき、200人の隊列で引継ぎ地点の千歳橋川端公園へ出発。
千歳橋川端公園で静岡の行進団100人に引継ぎ
12時50分から千歳橋川端公園にて、静岡の行進団100人に引継ぎ集会を開催しました。県被爆者の会の田栗会長は、「長崎で実家が被爆した時、私は学生で福岡にいました。最初は<新型爆弾が落ちたが、被害は軽微である>とのことでしたが、長崎に帰ると焼け野が原、自宅も跡形もありませんでした。米大統領が核兵器廃絶の発言をしましたが、私たちの運動の継続・積み重ねが大切」と挨拶。パルコープの岸さん、神奈川労連の水谷議長、静岡行進団からもご挨拶をいただき、団体旗の引継ぎを行いました。
5月7日から13日間、34市町村を歩いた平和行進は、のべ5000人を超える参加者で大成功しました。ご協力ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。夏の原水爆禁止世界大会成功に向けて頑張りましょう。