<自己紹介効用>
今日は用事で自宅に戻っており、行進を休みました。
これまで行進してきて、自己紹介で役立っていることが三つあります。
① 「1940年(昭15)生まれで、父が戦死して、父の面影を知らない遺族です」と、行進の出発集会や役場訪問で自己紹介しますと、同年代の方から、その人の戦争体験が具体的に話されることが多いです。とくに役場訪問では、首長さんや議長さんには定年がありませんから、戦争体験者が多いです。
そのようなことから、平和行進に対する形式的な話ではなく、戦争と平和の問題がリアルに話され、大いに役立っています。
② 趣味で走っているフルマラソンは、既に全国47都道府県で開かれた、どれかの大会を走っています。大会名にすれば、100大会以上になります。どの県を平和行進しても、マラソンと絡めた話ができます。
東京都内の反核平和マラソンに参加の竹田=東京・夢の島「第五福龍丸展示館」前、2007年9月22日
今回の行進の役場訪問で知った、新しくフルマラソン大会を開く徳島県の海陽町、高知県の四万十町、宿毛市などでは、マラソン開催成功のノウハウが話題になりました。
③ 住まいが横浜市であることも、自己紹介に入れています。横浜市は日本最大の都市で、350万人が住んでいます。全国のどこへ行っても、大方の人が、横浜市に身内の人や、知り合いの人が住んでいるか勤めています。そのことから、近親感を持って話しかけてもらうことが多いです。
また、横浜市の隣には、米海軍航空母艦の居座る横須賀市や、厚木基地のある大和市、キャンプ座間のある座間市などがあります。在日米軍基地の再編強化と、地元の基地撤去の運動の報告を、身近なこととして話せるので、役立っています。
座間市の消防訓練場のフェンスに取り付けた座間市役所の訴え=2008年4月28日