<金毘羅街道を行く>
今日は、琴平町、まんのう町、丸亀市、綾川町の行進です。
香川の平和行進は、行進日程中に、各自治体の首長さんや議長さんを訪問し、平和行政推進の要請をしていません。行進が、役場を出発するときや、役場に到着したときに、激励や歓迎の挨拶をいただいています。
朝の琴平町役場の出発では、町長さんから激励をいただきました。あわせて、募金とペナントもいただきました。琴平町には、航海の守り神「金刀比羅宮」があります。丸亀から琴平に通じる丸亀街道が金毘羅街道です。 江戸時代になる と、お寺や神社のお宮参りが全国的に流行しました。その一つが、こんぴら参りです。今日の行進は、その帰り道を歩きました。案内標石が、所どころありました。
金毘羅街道を平和行進、まんのう町を流れる土器川を渡る
昼休みをした丸亀市内の琴電岡田駅では、午後1時の出発のとき、行進地域の責任体制の引継ぎがありました。琴平町の人から綾川町の人へ替わりました。行進が通過する地域や自治体によって、半日単位の交代もあるのですね。その地域の自己責任体制を、徹底しているようです。
昼の昼食は、うどん屋でした。私は、徳島でうどんを食べ過ぎたようで、お握りにしました。地元の人は、全員うどんを食べました。香川県は、讃岐うどんのメッカです。行進中に、うどんの話をよく聞きます。「どこどこの店が旨い」と言う、ひいき話です。
香川の人は、1日1回以上うどんを食べるそうです。
香川県は水に恵まれず、水稲より麦作が多かったので、うどん好きになったようです。香川県の所どころに、灌漑用の溜池があります。
行進の終了地点、綾川町役場へくと、玄関で町長さんから歓迎の挨拶をいただきました。その後、行進者全員を応接室へ招かれ、冷茶をいただきました。
綾川町役場で町長さん(前列右から3人目)と記念撮影
「平和遍路」の方は、行進が終わった4時半過ぎ、善通寺の境内を遊び場に育ったという地元の市会議員の方と一緒に、第75番善通寺を訪ねました。子どものころは、五重塔の中にも入って遊べたそうです。境内には、五百羅漢がありました。石仏の表情を見ますと、多民族の姿になっています。インド人の表情もあります。仏教が、インドから伝わってきたことが分かります。
弘法大師誕生の地、善通寺が第1番霊場でないのは、なぜでしょうか。住職さんは、不在でした。
善通寺五重塔の夜景=6月30日撮影
今日の行進参加者は区間により15~20人で14.5㎞歩きました。
琴平町長さんからは募金とペナントを、まんのう町長さんからはペナントを、綾川町長さんからは募金をいただきました。