7月4日(金) 快晴 33755歩
<5年ぶりの再会>
大阪の町を1歩、2歩 1・2、1・2と自分の足に命令しながらひたすら歩く。ビルの谷間から吹いてくる風に背中やら顔やらをいっとき慰められて・・・・。大阪市内は街中の賑わいを私たち平和行進団がさらに賑やか!にしているが、店番をしながら笑顔で手を振ってくださると元気を貰える。時にはフイッ!と顔をそむける人もタマにいる。歩いているとシャッターが閉まり、「閉店のおしらせ」「売店」「貸します」などが出ていると、どんな事情だったのだろう?と思い巡らしたりする。こんなときは1歩2歩の歩くテンポが崩れてしまう。
昼食時間は大阪城公園内の教育塔前広場、空腹と暑さでたどり着き、やっと見つけたコンクリのベンチの1人分隙間に弁当箱をもって座り込む。隣の人は靴を脱いで食事中、私に「足は大丈夫ですか?」と声を掛けてくださる。「今のところ何とか」と私、その方が「私も5年前全国を歩いたのよ」と言われる。5年前は2003年、横須賀市内の公園で平和行進団の休憩中に、全国行進のタスキをした女性に声をかけたことが突然甦える不思議。 「生協にお勤めだった方?」と聞く「そう!」。全国行進の様子を色々質問して教えてもらったことを思い出す。その時お名前は聞かないで終わったが、私もやれるかなー?という思いが私の中に根付いたひとときだった。
藤原千代さん、全国行進中にドクターストップが出て1週間治療したが、全国行進に復活し広島へ到着した彼女の話に大いに励まされた。彼女はストック2本を持ち今日の行進に参加、旭区役所(大宮南公園)の終結地点で固い握手をして別れた。
宿舎の以和貴荘で府内通し行進者との夕食会、楽しい会話と府庁の「日刊本庁ニュース4503号」(本日号)を見せていただく。来年秋には発行20年とのこと。本日号には平和行進者、府庁OB(麻田さん・田中さん)、現役(稲内さん)を紹介していた。さすが日刊!!。日刊職場新聞とは懐かしい言葉、私がわら半紙に手刷りの日刊職場新聞を出していたのは何年前?計算も出来ないほどの昔のこと、でも思い出させてもらってありがとう!