<松山市の繁華街で署名活動>
今日は、松山地区署名デーです。
署名活動は、昼の12時から松山市中心部の大街道に面にした、「銀天街」入り口で行いました。商店街を行き交う人に、ハンドマイクで主旨を訴え、うたごえ合唱団員による歌、チラシの配布もしました。私は、チラシの配布とハンドマイクでの訴えをしました。私が、横浜でチラシを配布した経験では、なかなか受け取ってくれませんでしたが、ここでは、受け取る人が多くありました。大都市は、人の流れが忙しく、チラシを受け取ったり、署名をする余裕がないのでしょうか。
1時間ほどの活動で、195人から「すみやかな核兵器廃絶んために」の署名を頂ました。署名活動参加者は、16人でした。
松山地区署名デーで、署名活動をする=松山市銀天街
参加したある人は、1人あたり、10人の方から署名を頂ければよいほう、と言われました。計算すると160人なので、今日は、それより多くの方から頂きました。チラシを配布しながら見ていますと、若い人も、年配の人も、署名されていました。
署名活動の前後の時間を利用し、松山市内の霊場を「平和遍路」しました。
訪問したのは、第46番浄瑠璃寺、第47番八坂寺、第48番西林寺、第49番浄土寺、第50番繁多寺、第51番石手寺、第53番円明寺です。第52番太山寺は、訪ねたときに夕方の5時を過ぎており、間に合いませんでした。納経所が開いているのは、朝の7時から夕方の5時までです。
今日は土曜日で法事ところもあり、住職さんの不在が多かったです。
第50番繁多寺の副住職さんと、第51番石手寺の住職さんからは、「非核日本宣言」への賛同署名と「すみやか」署名を頂きました。
第51番石手寺の住職さんには、お話しを伺うことができました。6年前に、八十八ヶ所霊場会の取り組みで、広島の「平和の灯」が八十八所まわったことがあるそうです。住職さんは、その後も続ける提起をされたが、続かなかったそうです。
石手寺の住職さん(左から3人目)と記念撮影(右端が県平和行進実行委員会事務局長の渡部玲子さん)
石手寺を訪問した時間帯には、境内の三重の塔前に舞台を組み「ビルマサイクロン、中国四川省地震被災追悼と救援」のチャリティ・コンサートが開かれていました。コンサートを聴く人、お経を唱えるお遍路さんと、多くの願いを受け入れる石手寺でした。
住職さんから、「人の痛みを知る」と書いた短冊を頂きました。平和とは、「人の痛みを知る」ことからはじまるのです。平和運動の原点だと思いました。私は、戦争の痛みをしる遺児として、平和行進を続ける思いを更につよくしました。
石手寺の山門を出る竹田