秋田県から引き継がれた「日本海コース」は16日新潟県に、そして昨日21日「内陸コース」が無事福島県へと引き継がれました。
この日県境の栗子峠には山形から20人、福島から30人が集まり、賑やかに引き継ぎ集会が行なわれました。
山形県内を通し行進した池田道正さん(69歳、山大名誉教授)は「昨年は日本海コース、今年は内陸コースと県内2コースをこれで歩き通したことになります。核兵器をなくそうという草の根からの声をさらに強いものにしていきましょう」と元気よくあいさつ。また鶴岡から駆けつけた佐々木俊司県実行委員会事務局長は「2010年NPT核不拡散条約再検討会議に向け、国内外の運動と呼応できる力強い県内組織をと努力している。一昨年の世界大会広島には16人の参加でしたが今年は倍近い31人の見通しがすでにたちました。目標は50人。意気高く前進していきましょう」と連帯のあいさつをし、リレー旗を福島県にバトンタッチしました。
ここでの引継ぎに欠かせないものが二つ。一つはうた声。この日も「原爆を許すまじ」にはじまり、最後は「青い空は」を全員で合唱しました。二つ目はこれまた恒例のお土産交換。今年は山形からはさくらんぼ、福島からは薄皮饅頭と豪華版です。双方の代表から交換されると大きな拍手が沸き、和気あいあいとなりました。