6月14日午前8時43分に発生した「岩手・宮城内陸地震」に際し、平和行進・岩手県実行委員会事務局の津村喬さんからの報告を紹介します。
6月14日は国民平和大行進が岩手県を行進中であり、14日、15日は、幹線コースが震源地の泉州市、平泉町、一関市を通過し、多くの被害が発生している宮城県栗原市に引き継ぐ日程でした。
地震発生直後の14日午前の行進は、参加予定の自治労連の組合員が地震の対応で急きょ出勤するなど参加者が少なくなる中、予定通り行いました。
午後の行進は中止し、宣伝カーとリレー旗の引継ぎのみを行いました。この日の支線・網の目行進は、一部が余震のため中止せざるを得ませんでした。
15日の幹線コースは、宣伝カーの音を出さないで行進し、肉声でのよびかけだけを行いました。それでも沿道の人々や自動車の中からあいさつや手を振ってくれるなどたくさんの反応がありました。
宮城県では栗原市での15日、16日の行進は中止とのことで、岩手・宮城引き継ぎ集会のみを行いました。
全国通し行進者の森悦子さんも元気で行進を続けています。