<町興しあれこれ>
今日は、佐川町の役場訪問と町内の行進です。
佐川町役場へ行くと、駐車場のところに「SAKAWAルネッサンスロード」と書かれた看板が目に付きました。看板の案内を読むと、佐川町内にあるお寺など八十八ヶ所を巡る16㎞のコースです。役場で詳しい説明を聞きますと、「集印手帳」が用意してありました。お地蔵さんなども含めた八十八ヶ所の内、16ヶ所のお寺で押印するスタンプラリーに似たものです。なお、八十八ヶ所は、明治のはじめに設定されています。
SAKAWAルネッサンスロード=佐川町役場の立て看板
どの市町村でも、町興しに色いろなことを考えます。先に訪問した北川村には、「モネの庭」マルモッタンがありました。フランスの印象派画家クロード・モネが、多くの作品を生んだ自宅の庭をモデルにし、北川村の山部に創ったのです。
なぜ、北川村に「モネの庭」かと、入り口で聞きますと、明快な答えを聞けませんでした。フランスに姉妹都市や、モネの原画も、北川村にはないとのことです。
全てがうまく行く、とはならない様です。
佐川町訪問では、町長さんとお会いしました。町の年間予算は60億円だそうです。イージス艦一隻分で、町の予算が20年以上賄える、などと話され、原爆を後から持つ国を非難しても道理がないと言われました。原爆を先に持った方は良くて、後から持った方は悪い、との理屈が成り立たないことは分かりやすいです。
ところが「平和」を軍事力に頼れば、自己規制できないのです。必然的に軍拡競争に進みます。また、不景気になればなるほどに、軍拡の理屈を考え・探します。資本にとって、これほど儲かる話はないのです。
日本は、軍事力を待たず戦争をしないと世界に約束した憲法第9条を守れば、世界の国から信頼され、福祉・教育の豊かな平和な国になること間違いありません。
役場には、夕方の5時半になると、行進参加者が続々と集まってきました。出発集会を開き、意気高く役場を出発しました。
佐原町役場(背景)を出発して商店街へ向かう平和行進団
今日から3日間は、高知市を離れて須崎市に泊まることになりました。宿へ案内して頂いた地元の方から、須崎名物に「鍋焼ラーメン」があると紹介されました。「鍋焼きうどん」は、どこにでもありますが「鍋焼ラーメン」は初めてです。美味しく頂ました。夏でも食べるそうです。
須崎名物「鍋焼ラーメン」を美味しく食べる
今日の参加者は約30人で、1.5㎞歩きました。
佐川町の町長さんからは募金とペナントを頂き、議会の事務局担当者からはペナントを頂きました。