6月27日(金) 曇りのち晴れ 歩数28188歩
<平和行進で世界遺産の街を歩く>
奈良市役所から出発した今日の行進、復元された朱雀門を遠くに眺め、唐招提寺の前で午前の休憩、休憩後は薬師寺前を右折して歩いていく。さすが世界遺産に指定されている町だ。狭い道を行進団も車も通るので、ゆずって歩くことも多いから、家並みや塀が途切れるところでは景色を眺め、建物の由来を伝える黒くなった板書きなどを走り読みしたりする。
そんな興味津々の街を行く平和行進に、観光客らしき人たちが、我々が語りかける言葉に目でうなずき・手を挙げて反応してくれたりして、気分は爽快。大和郡山市役所での歓迎集会のとき昼の合図が流れてきて、もうそんな時間とびっくり!時を忘れていた。
午後は大和郡山から斑鳩町役場へ、街中を抜けて広く開けた空に法起寺の見事な三重塔、これぞ奈良!!という風景。法輪寺の三重塔、次は法隆寺とわくわくしながら曲がりくねった道を進む。道の脇の田んぼで「かぶとエビ」という小さなおたまじゃくしのようなエビ!を教えて貰い、早苗の中を歩く(?)エビの素早い動きを横目で追いながら歩く気持ちはすっかり60年前の子供時代のもの。地元の人たちが「かぶとエビ」に出会えるのも今頃だけ、平和行進の時に出会うのが楽しみ!と語って見えた。
奈良平和委員会会長の宮崎快尭さんと一緒に横断幕をもって歩きました。(白毫寺の住職さんでした。)今年76才、マラソンをしてみえるとのことで、午前・午後共歩き通されました。
観光で奈良を歩くときも、私は歩いたり、公共の乗り物を使うことがほとんどだが、今日の行進は正に観光ルートの寺社の前を通り、歩き続ける。唐招提寺の正門では、あの美しい「いらか」の屋根を垣間見、薬師寺前では境内を歩く参拝客(観光客も)の多さに驚く。境内に入ってゆっくりと観光したい!の思いを抑えて平和行進でーす・核兵器をなくしましょう!声と共に道を往く。