6月17日(火) 晴れ 14061歩
<地元の方見えず、私ひとりの表敬訪問>
彦根市役所で出発集会、その後、私は自治体(多賀町、甲良町)表敬訪問を担当。
行進団を送り出し、紹介された初対面のご夫婦と車に乗り多賀町へ出発した。初対面の挨拶で、ご夫婦は昨夜車の運転を依頼された事などを聞きながら町役場に着く。ここでじっくりと手渡された一枚の文書(自治体訪問について依頼)を読み直してみたが、地元の方は誰も見えず、自分1人で表敬訪問の全てをやらねばならないことに!仰天しながら、約束の時間だからと総務課へ足を運び、職員の方に来庁の旨を伝えた。多賀町長は会議中で席をはずせない、ペナントなどを預かっていますからと、手渡されたものを受け取る。
甲良町は10:30から10:50までと記されているので、その旨をご夫婦に伝え、急いで甲良町役場へ向かう。ここでも地元の方は見えず、甲良町役場の入り口でスリッパに履き替えて、教えられた町長室へ入る。少し後から、町議長(藤堂さん)、総務主幹(野瀬さん)も入室された。5月6日に夢の島を出発してから43日目、梅雨の時期なのに雨が少ないので助かりますと行進の様子をお話しする。町長(山崎さん)は、今年はから梅雨ですと断言されていた。町長から3点の物を手渡され、握手している所を職員の方がカメラに収めてくださる。同席された町議長さんにも同様のセレモニーをして、御礼の挨拶を繰り返し、退庁した。想定外の自治体訪問でその場に座り込みたいほどの疲労を感じた。
多賀町で町議長さんの3点セットを預からなかったことに気づき中西さんに緊急連絡をする。彼から其の侭でよいから急ぎ帰るよう指示されたので、車を走らせてもらう。 自分ひとりの表敬訪問でもやるしかない!の突進で処理したが、役割を終わった時点で、こうした成り行きに無性に腹が立ってきた。怒りを鎮めてしずめてと自分に言い聞かせる。
私を乗せた車が豊郷小学校近くを通った時に、新聞報道などで少しは知っていたが、地元の人ならではの詳しい話をきかせて下さるご夫婦に感謝しながら、2つの小学校を見比べたりして豊郷町役場へ急いだ。受け取ってきたものを中西さんに手渡し、一息ついた処で行進出発。
私は行進の先頭で、志谷さんと共に横断幕をもち、いつも以上に熱心に町の人達へ"平和行進でーす、核兵器をなくしましょう!と声かけを続けた。そうしないと自分がわめきだしそうだった。午前の終点愛荘町役場へ到着し昼食休憩。町役場の裏手のスーパーマーケットでお惣菜を求めて町役場の和室で昼食を押し込むように食べた。
昼食後、靴を脱ぎ、足のマッサージをしていたところで、6月初旬に名古屋の協立病院で処方された薬(1日3回を2回にして飲んでいた薬)が切れたことに気づいた。丁度、民医連の幟を持っている青年がいたので、民医連の診療所のことを聞いてみた。足の痛みが残っているので薬を確保しておく事が必要と考え、志谷さんや周りの行進者とも相談して、午後は、平和行進に参加されていた滝沢さんの膳所診療所へ行かせてもらった。