6月12日 晴れ、9397歩
♪郡上のナアー八幡出て行くときは♪
「郡上紬」「卯建があがらない」などの言葉に惹かれてはいたし、隣の名古屋市にも住んでいたことがあるのに、これまで訪れた事のない郡上の街に、今日は平和行進通し行進者として来ている。鮎つりの出来る清流が街中を流れている、すごい街。吉田川では鮎つりの人の姿がみえた。
午前中は通し行進者の休息タイムというので、宿の近くを散策していたら、"おもだか屋"というお店の奥に、蔵を公開する形で私設資料館があるのを見つけてさっそく見学する。
水野柳人さんという、鮎を描いた当主の絵の紹介と作品が展示されていた。木製の曲げわっぱの弁当箱、板製の携帯用枕、下駄、などの民芸品もある。下駄の歯が台形をしているユニークな形、男と女で大きさがずいぶん違っていた。鮎の美味しい旬に再訪をしなくてはと思って、2時間の散歩を終わりにする。中島屋旅館の女将加藤雅子さんからあめのおみやげで激励してもらう。
12時、郡上市の野田市議さんの案内で市庁舎へ行き、昼時間の表敬訪問をする。市庁舎には「非核平和宣言のまち」の垂れ幕が下がっている。市長さんからは直々に挨拶をいただき、さわやかな印象を受ける。そのあと平和行進の出発までしばし休憩、ティールームで地元の女性とおしゃべりをする。おしゃべりは元気回復の特効薬になる。郡上市の平和行進は親しみ易さを感じる町並みの路地を、ゆっくり散策するような感じに包まれて歩く。
郡上平和行進の記念写真
美濃市へ車で移動、道すがら、美濃平和委員会の平野さんに「卯建」の実物をじっくり見学させていただく。