6月7日(土)
高蔵寺弾薬庫の周りを巡るちょっと怖い(?)行進
弾薬庫は小高い丘で、その岡の周りには新・旧の住宅がびっしり!と立ち並んでいる街、弾薬庫敷地の境界には鉄条網がグルグルまきにフエンスの上から設置されており、「火気厳禁」の看板の炎のマークがいかにも危険!を表示し、恐れよ!といわんばかりの防衛省の姿勢を表していた。
行進距離は5000歩未満、行進しながら3年前に全国行進をされた落合さんに色々と教えて貰った。
朝日新聞社の調査ということであるが、ここの弾薬庫は97棟あり、B型クラスター爆弾が6000発貯蔵されているとのこと。B型クラスター爆弾は、2.4メートルX4メートルの大きさで、一発投下されると巾200m~400mのサッカー場の3ヶ分の広さに子爆弾が散らばり、5%から30%が不発弾として残る。子爆弾は彩色されているので不発弾に子どもが触れやすく、怪我・死亡事故などにつながる。
このクラスター爆弾は、5月30日のダブリンでの会議で全面禁止条約が110カ国の全会一致で採択された(米国・ロシア・中国・イスラエル・インド・ブラジルは参加していない)。
住宅街のすぐ近くにこの爆弾が貯蔵されているのを聞いてからは、緑の樹木に覆われた丘が怪物モンスターに見えてきた。一機で4万ガロン(16万リットル)を運ぶ空中空輸機の鮮明な写真もある。
このコースは正に現地学習会のような行進となり、横須賀の原子力空母と直結している基地と感じた。