<ペナントの賛同500本を目標に>
今日は、東洋町と室戸市の役場訪問と室戸市内の行進です。
室戸市行進の出発集会。(右)挨拶する和田忠明高知県原水協代表=室戸市役所玄関
高知県の宿泊は、6月6日まで高知市内の同じ宿です。そこから毎日各市町村の平和行進へ出かけ、戻る方式です。高知県は、太平洋に面して長いです。各地へ行く往復時間が相当かかりそうです。
東洋町は徳島との県境で、高知市から140㎞ほど離れています。着くまで3時間近くかかります。東洋町の人たちの生活圏は、徳島になるそうです。
各役場訪問では、原爆パネル展の要請をし、ペナントをいただきました。高知県全体で、ペナントをいただく目標を500本にしています。昨年も同じくらいいただいたそうです。自治体の賛同募金は、経済事情などから難しくなってきています。実行委員会では、あらかじめ募金要請はしていますが、前年にいただけなかった場合は、訪問でふれないようにしていました。予算化していないこともあり、押し問答しても、失礼になるとのことでした。ペナントは、書いていただきました。首長さん名や議長さん名にこだわらず、副市長さん、議会の事務局長さんからもいただきました。
ペナントを頂く(左)室戸市副市長さん(右)竹田=室戸市役所
霊場訪問は、高知県でも行っています。宣伝カーの移動途中の時間を利用しています。今日は、第24番最御崎寺(東寺)、第25番津照寺、第26番金剛頂寺を訪ねました。最御崎寺と金剛頂寺は、住職さんが不在でしたので、「非核日本宣言のよびかけ」への賛同署名をお願いしてきました。
最御崎寺でお会いした方から、八十八ヶ所の霊場会が8月に善通寺であるから、そこへ要請されたらよい、とのアドバイスを頂きました。金剛頂寺では、護摩堂屋根瓦修繕の浄財に協力を呼びかけていましたので、瓦に「核兵器廃絶」の願いを書きました。次の修繕で解体したとき、「核兵器廃絶」の願いは「遠い昔に達成された」と、なって欲しいです。
金剛頂寺の護摩堂屋根瓦修繕に協力した「核兵器廃絶」祈願瓦=金剛頂寺納経所
津照寺では、住職さんとお会いして要請することができました。署名を書いてはいただけませんでしたが、話しを続けていますと、「上に立てた旗を持って歩いているのか」などと聞かれました。むかし平和行進に参加したことを思い出されたようです。当時、原爆の灯を燈して八十八ヶ所の行進があったそうです。その灯を燈し続けている霊場もあると話されました。その行進が今日までも続いていることを知っていただき、話が弾みました。
夕方、津照寺の前を平和行進が通ったとき、住職さんが見ておられました。
今日の参加者は20人前後で、室戸市を2㎞歩きました。室戸市職員の若い人たちの参加が目立ちました。
東洋町訪問では、町長さんと議会事務局長さんからペナントを頂きました。室戸市訪問では、副市長さんと議会事務局長さんからペナントを頂きました。