核廃絶訴え平和行進 19人、自転車でアピール/鹿児島市
非核・平和行進に出発する自転車隊=22日、鹿児島県庁前
核廃絶を訴えながら鹿児島県内を回る「非核・平和行進」が22日、鹿児島市を出発した。県原水爆禁止協議会などの主催。6月4日まで県内の市町村に被爆者への支援強化や非核、平和についての啓発活動推進などを求める要請活動を行う。
8月に広島と長崎である原水爆禁止世界大会へ向け全国で行われるリレーの一環。沖縄からたすきを受けた鹿児島は9日に熊本へつなぎ、長崎を目指す。
初日は県平和運動センターのメンバーら19人が自転車で県庁から鹿児島市役所まで走り、沿道にアピール。同協議会の荒川譲議長や被爆者団体代表らは市役所などで、非核3原則の法制化や被爆者援護法の改正を国に求めることを要請し、「2度と被爆者を生んではならない」と訴えた。
『南日本新聞WEB』(2008 05/23 07:15)