50周年記念国民平和大行進(東京―広島コース)に通し行進者で参加する島根県松江市の志谷泰雄さん(67)の壮行会が3日、松江市内で開かれ30人が参加しました。
志谷さんは2005年の日本海コースを通し行進以来、毎年、県内通し行進を続けています。
会場では第1回平和行進のビデオを上映しました。
県原水協の渡部節雄代表理事が原水禁運動の歴史にもふれ「いま改めて世界的規模で平和の活動が問われている」と、核兵器廃絶へのエネルギーに確信を持つ必要を呼びかけました。
志谷さんは「90日間行進できることを誇りに思う。沿線の人々や自治体に憲法9条を守ることを広めたい」と決意を表明。大きな拍手を受けました。
参加者から「親せきや知人が何人も被爆や戦死している。志谷さんにその人たちの思いを託したい」「ビデオには感動した。東京―広島コースと結ぶ形で50周年の県内日本海コースを大きく成功させたい」「体に気をつけ元気に広島入りを」など激励の言葉が贈られました。
(『しんぶん赤旗』より)