0516米山幸子日誌

＜逗子市で素敵な出会い＞
５月１５日　逗子市役所前での休憩時に、品格を漂わせる老婦人と被爆者の方々との会話をとても印象的に感じていましたところ、全国行進者のオレンジ色のタスキを認めて、声をかけていただきました。

婦人「私は本当は歩きたいと考えていますが、足を痛めて歩けなくなり情けない事です。私は自分のやり方で表現をしておりますが」

米山「高齢の方たちは歩くこと自体が難しくなっていることは当然です。少しは若くて元気な者が歩くことはあたり前です。核兵器廃絶、被爆者救援ともう一つ横須賀に原子力空母のジョージ・ワシントンに来て欲しくないと意思表示をするため、今年広島まで歩かねばと決めて今日で９日目です」

お名前を伺ったところ、「桜山に住んでいる林です」と言われたのでもしかしたら絵本作家の林京子さんではとお尋ねしたら「そうです」と言われました。原爆を題材にした林京子さんの絵本を、今年４１才になる息子に読んでやっていたことを話しました。

休憩も終わり、行進再開して、後ろを振り返って大きく手を振ったら気づかれた様子で、行進団の後ろに両手を合わせて祈りをされていました。もう後には引けない、林さんに約束した一歩一歩としっかりと歩いて、歩き終えてことを報告しなくてはと決意を新たにしました。

予期しない出会い、触れ合いの妙、嬉しい限り。