0515米山幸子日誌

葉山町役場の庁舎壁面に中学生平和標語の今年の金賞が掲げられてある。昨年の標語は「生命は、核より愛で守りたい」であった。次世代を担う中学生に、「平和・核問題」が家庭・学校・地域で語り合われ学び合われて、しっかりと伝えられていることが嬉しくて朝の挨拶でそのことを話した。

葉山の町長の集会での挨拶もステキ。平和行進の先頭で横断幕をもって共に歩いてくださったことに感激。５月の風はいつもよりさわやかで足取りも軽くなる。町長さんに握手をしていただいたら、暖かい心と生き方を柔らかな手のひらにかんじた。

池子の丘の上から米軍基地を眺めると池子の森がいびつな形になり、逗子側の部分を削って住宅を増設した跡がはっきりしていた。新緑が彩りを増した森の端に、２８００人の米軍のための真新しい住宅が建っていた。日本人の住宅とは比べものにならない大きさという。

大船観音（原爆慰霊碑、原爆の火、平和祈念塔参拝）で、県内通し行進者、塩瀬さん（７０）の被爆証言を聞く。