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原発と核兵器

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2.二重の人災

 「地震と津波は天災ですが、福島原発の事故は人災、それも二重の人災です」――衆議院議員の吉井英勝さん(日本共産党)はいいます。もともと日本は地震も津波も世界有数の国です。吉井さんはこれまで国会で、強い地震や津波で電源が失われれば、溶融事故にもつながることをいくども指摘してきました。国の原子力安全保安院や東電では、そうした危険がありうることを認めながらも、具体的な手立てを打てないで来ました。「日本の原発は安全」という安全神話に自らが酔いしれていたのでしょう。

 加えて、今回の震災では、原子力安全基盤機構(JNES)の研究が、電源を喪失すれば0.6時間後に核燃料が落下し、1.8時間後に圧力容器が破損すると警告していたにもかかわらず、実際に原子炉から蒸気を排出(ベント)し、海水を注入して冷やす措置を始めたのは地震発生から24時間後。1分1秒を争うメルトダウンに際しての措置とは信じられない初動の遅れでした。報道でも専門家の多くが、住民の安全よりも「原子炉を壊さないように」という東電の利益に配慮したと批判しています。







 
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