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被爆者との連帯【広島・長崎】

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和田征子さん(日本被団協事務局次長)の国連作業部会での発言【2016年5月4日】


和田征子さん(2015年8月2日、原水爆禁止2015年世界大会国際会議にて)

日本被団協事務局次長 和田征子
(長崎 1歳10ヶ月被爆)

 

議長および会議に出席された各国政府代表の皆様、被爆者に発言の機会を与えて下さり感謝いたします。

私は1歳10ヶ月の時、長崎で被爆しました。
現在、一番若い被爆者の一人である私には1945年8月9日の記憶はありません。にもかかわらず、原爆投下から71年が経つ今、核兵器の廃絶を訴えるためここにいます。あの時、私はあの場所にいました。1945年に2発の原爆が一瞬にして数十万の人々を殺傷しました。71年経った今、1万6千発が存在するといわれています。現存する核兵器は人類すべてを、そして青い地球を滅ぼして余りある数です。被爆者は核兵器のない世界を切望し、「再び被爆者をつくるな」との声を71年間あげ続けています。核兵器を持つことではなく、私たちのその声が、三度目の核兵器使用の抑止力になってきたと被爆者は確信しております。

核爆発によって、どのような人道的影響があったかを身をもって経験し続けてきた被爆者です。からだ、くらし、こころに今尚、影響を与え続けています。この場が核兵器の非人道性の複雑さと相互関係性がどのようなものか、という理解を深める真摯な議論がなされる場となるよう各国政府代表の皆様にお願い致します。

この4月、ヒロシマ・ナガサキの被爆者は、初めて、核兵器廃絶国際署名を多くの市民社会の方々と共に始めました。人類は、生物兵器、化学兵器について、使用、開発、生産、保有を条約、議定書などで禁じてきました。それらをはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか。被爆者は、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求めます。

市民社会と共に、世界中に呼びかけ数億の署名を集め、各国に訴え、国際政治を動かす運動とします。これが、被爆者が示す「具体的な措置」です。核兵器のもたらす被害は、自然災害ではありません。この人災を阻止し、人類を救い、地球を救うのも私たち人類にほかなりません。 Play online games at the best friv 2 games site.

このオープンエンド作業部会で国連総会に提出する、核兵器のない世界のための具体的で効果的な法的措置、法規定、規範に関する勧告意見がまとめられますことをこころから願っております。



 
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