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原水協(原水爆禁止日本協議会)
被爆者との連帯 ビキニデー 平和行進 世界大会

原水爆禁止世界大会

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原水爆禁止2015年世界大会・被爆70年ナガサキデー集会
行動と決意

日本原水協事務局長 安井正和

 

 大会参加のみなさん、広島から長崎へ、6日間にわたる大会への参加と討論、本当にお疲れ様でした。

はじめに、遥々世界大会にご参加いただいた国連、各国政府、国際団体、世界の核被害者と反核平和団体の代表のみなさんに、心からお礼と感謝の意を表明します。

また、多忙な中、ごあいさついただいた田上富久長崎市長、メッセージをいただいた松井一實広島市長、大会をともにされた被爆者のみなさんに、心から感謝を申し上げます。

 ことしの世界大会は、被爆70年を「核兵器のない世界」への転換点とするために、広島、長崎の教訓を人類が共有し、みたびその悲劇を繰り返させないよう、被ばくの実相を、全世界の草の根で、国際政治の舞台で、共同して広げることが決定的に重要であることを明らかにしました。

大会で被爆者の体験を聞いた代表の一人は、こう決意を語っています。

「原爆投下直後の地獄のような惨劇。人間らしく死ぬことも許されなかったこと。生き残っても、貧困、差別、健康不安など、生きることそのものが地獄の日々だったこと。同時に、核兵器をなくそうと運動することで『生きていてよかった』と確かめてこられた。そんな思いを感じて涙がとまりませんでした。被爆の体験、声を伝え、ひろげることにこだわり続けていきたい。被爆者が生きている間に、核兵器廃絶の思いを新たにしました」。

 

みなさん、この大会を契機に、すべての市民に被爆者の体験とたたかい、願い、その生きざまを伝えましょう。

被爆者の証言はもちろん、この70年間につくり出された、映像や演劇、録音や書籍など、すべての文化を動員し、若い世代が使っているソーシャルメディアなど新しい手段を活用して、被ばくの実相を徹底してひろげようではありませんか。

 

みなさん、インドネシアのアンショル大使は、核兵器の非人道性のイニシアティブへの支持の広がりは、核兵器国にたいする極めて大きな圧力となり、これらの国に核兵器を持ち続けようとする政策の見直しを迫っており、この圧力は、市民社会が声をあげれば、急速に強くなると指摘しました。

NPT再検討会議で示された署名の力をさらに大きく前進させましょう。地域ぐるみ、自治体ぐるみの署名行動をひろげましょう。

もう一つ重要なことは、世界で唯一の被爆体験を持つこの日本が、核兵器の廃絶と平和のために、役割を果たさせる国となるよう努力することです。いま全国各地で、高校生や学生など若者たちが戦争法案廃案のたたかいの先頭に立っています。彼らのスローガンは「戦争ではなく、希望をください」です。大会がかかげる「核兵器のない平和で公正な世界」こそ、明るい未来への希望です。大会で示されたエネルギーを、戦争法案廃案のたたかいに大きく合流し、安倍政権を大きく包囲しましょう。

 

最後に、こうした活動を前進させるためにも、みなさんを送りだしてくれた地域、職場、学園で世界大会の報告会を無数に開き、大会の成果をひろげましょう。

平和行進で協力してくれたすべての自治体首長に「国際会議宣言」を届け、核兵器全面禁止の諸行動と、戦争法案廃案のたたかいへの連帯を働きかけましょう。ともに連帯して行動しましょう。



 
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