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原水爆禁止世界大会

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原水爆禁止2012年世界大会-長崎から各国政府への手紙

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原水爆禁止2012年世界大会-長崎決議

 核兵器の惨禍を体験した日本の私たちは、被爆者とともに、すべての国の政府に訴えます。2015年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて、「核兵器のない世界」への扉を開くために全力を尽くすことを。

 67年前、広島と長崎に投下された原子爆弾は、瞬時にして二つの都市を破壊し、女性や子ども、高齢者をはじめとする多数の非戦闘員を殺傷しました。約21万人がその年のうちに命を奪われ、その後も数十万もの人びとが、後遺に苦しみながら亡くなっていきました。そして、いまなお約20万の被爆者が、苦しみの中で生きています。熱線に焼かれ、爆風に引き裂かれ、放射線に蹂躙されたこれらの人びとに一体どのような罪があるというのでしょうか。

 広島と長崎の惨劇は、核兵器の使用が人間の尊厳を踏みにじる許しがたい行為であることを示しています。これを世界のいかなる場所においても、決して繰り返してはなりません。核兵器の脅威を一刻も早く取り除くことは、国際社会の共通の、差し迫った責務です。

 核兵器の全面禁止・廃絶を求める声はいま、世界の圧倒的な流れとなっています。2010年NPT再検討会議は、「核兵器のない世界の平和と安全」を実現することを合意し、それを保障する「枠組み」をつくる「特別の努力」をすべての国に求めました。この合意の具体化、実践として、核兵器禁止条約の交渉をすみやかに開始すべきです。

 我々は、すべての国に以下の行動を要請します。
―核兵器禁止条約の交渉を開始するために、国連やNPT再検討プロセスをはじめとする国際政治の場で積極的なイニシアチブを発揮すること。
   2010年NPT再検討会議で確認された2012年中東非核兵器地帯国際会議の成功のために努力すること。
―核兵器使用による人類未曾有の被害とその非人道性に注目し、広島・長崎の被爆の実相の普及のため、被爆者をはじめ市民社会の努力を支援すること。

 いまこそ、「ノーモア・ヒロシマ! ノーモア・ナガサキ! 」の被爆者の声に応えるときです。あなた方の誠実な対応を心から願うものです。

   2012年8月9日
原水爆禁止2012年世界大会-長崎



 
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