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被爆者との連帯【アメリカ合衆国】

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シュンダハイ・ネットワーク 創立者 (アメリカ先住民)
コービン・ハーニー(1997年国際会議)

原水爆禁止1997年世界大会・国際会議

シュンダハイ・ネットワーク 創立者 (アメリカ先住民)
コービン・ハーニー



  私は西部ショショーニ族の一人であり、先住民として、あるいは、先住民族の一人として、われわれの母なる大地のことを懸念しています。それは、母なる大地が一つしかないからです。全ての生き物が母なる大地に依存しており、この母なる大地がわれわれを養い、活力を与え、水を与え、みなが吸う空気を提供してくれています。こういったものに、われわれは依存しています。全ての生き物が母なる大地に依存しており、われわれ世界中の人間は、手をつなぎ、協力して、この母なる大地を虐待から守ってゆかなければなりません。水が手に入らなくなりつつあるのを既にわれわれは目撃しています。水は化学薬品や放射能で汚染され、全ての生き物が死につつあります。われわれはみな、それを見ています。それなのに、どういう訳か、われわれは自分たちの目を信じられないのです。これが、みなさんに目を向けていただくためにこの問題を提起したい理由の一つです。私はそのために遠くから来ました。そのために、みなさんの国に来て、このような話をしているのです。ともに私たち人間が団結してゆかなければならないことです。水や、空気、私たちを養ってくれ生命を維持してくれる母なる大地を守るために協力するためです。

  私の国で、ショショーニの土地は、核エネルギー省に利用されており、この土地で核実験が行なわれています。われわれが話している土地には、二つの異なる政府があるためです。白人の政府とインディアンの政府です。1863年に双方のあいだで調印された条約では、この土地はショショーニの土地であり、われわれはそのことに合意する、と書かれています。われわれ先住民は、彼らがわれわれに約束したことを果たすのを一度たりとも見た事がありません。どういうわけか、世界中で話されている土地に関する法律は、彼らに誤用され続けてきたのです。これは、われわれにも彼らにも影響を与えます。われわれは、それが双方を保護するものだと思っていました。これまでのところその法律は、彼らの側を保護していますが、先住民のほうをまったく保護してきませんでした。彼らは、母なる大地と先住民を虐待し続けています。現在先住民が住んでいる土地に、先住民の承認なしに、化学薬品と核廃棄物が置き去りにされました。これが、私が今日、国中を回っている理由の一つです。私の長老たちのほとんどは亡くなってしまいました。放射能が彼らの命を奪ったからです。化学薬品と放射能のために、何千人も、何千人も亡くなってしまいました。状況は さらに悪化しています。先住民としてわれわれがアメリカ政府の「お偉い方々」に話をしようとしても、全くわれわれには注意を払ってはくれません。1977年にもう2600万ドル払った、と彼らは言い続けますが、そのような金額を受け取ったとされる証明はどこにもありません。

  ですから、この問題をみなさんに御指摘することは非常に重要なのです。先住民としてわれわれがどのような経験をしてきたかを理解していただきたいのです。先住民としてわれわれは、地上に生きているすべてのものに依存しているからです。母なる大地は、植物も、動物も、鳥も、すべての生き物の世話をしてくれます。全ては、母なる大地から生まれたのですから、われわれは自分たちの母を破壊することはできません。われわれは力を合わせて、この無意味な核の力にストップをかけることができるのです。あまりに多くの廃棄物を生成しているからです。もし廃棄物が国中を移動し、世界中を移動し、国の端から端まで移動するなら、われわれはあまり長く生存することはできません。このために多くの病が生み出されているからです。わたしたちの母なる大地は、今日とても病んでいます。ですから、私がみなさんにお話ししていることを世界中の人びとみんなに本当に理解してもらいたいのです。そうすれは、核エネルギーではなく、異なるエネルギ?源を使うことができるようになります。もし、核廃棄物をある国の端から端まで移動させるなら、もっと病気を生み出してしまいます。若い世代、幼いこどもたち、そしてまだ生まれる前の胎児は、放射能によって障害者になってしまいます。ですから、そのようなことを起こさせないようにしましょう。いっしょに手をつなぎ、一つの民になりましょう。私たちの地球は一つ、飲む水も一つ、吸う空気も一つだからです。私の経験してきたのはこのようなことであり、みなさんがどんな道をたどってこられたかを私は知っています。つまり、私たちは同じ経験をしているのです。対立するのはやめましょう。互いに話し合いましょう。互いに協力しあいましょう。互いに支えあいましょう。これこそが私たちの使命を果たすために、世界中で私たちがしなければならないことなのです。原子力を無くすことができるために。原子力は、多くの命を奪ってきたからです。いますぐ、これをやめさせましょう。明日ではなくて今日、すぐに。

  私の土地で、彼らは、あの未臨界実験を行なっています。もう実験はしないと合意したのに、実験を続けているのです。そして悪い物をこの土地の上に移動し続けています。やめさせるには、世界中の人が行動しなければなりません。

  私の言っていることを理解していただきたいと願っています。そして、私に手を貸して下さい。みなさんから御連絡いただけることを願っています。シュンダハイ・ネットワークあてに御連絡下さい。シュンダハイとは、私の母国語で、全ての創造物との平和と調和という意味です。みなさんの前で、精一杯この問題を提起することは、私にとって本当に重要なことです。いっしょに活動を始めることができるよう願っています。

連絡先: SHUNDAHAI NETWORK
5007 Elmhurst St., Las Vegas, NV 89108 U.S.A.
Phone: 702-647-3095  Fax:702-647-9385
E-mail: shundahai@radix.net
http://www.shundahai.org



 
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