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抗議アメリカの新たな「核態勢見直し(NPR)」に対する米国政府への抗議文
アメリカ合衆国大統領 
ドナルド・トランプ殿

抗議文

 新たに発表された「核態勢見直し」(NPR)において、貴国が核兵器の近代化と新型核兵器の開発など、これまで以上に核兵器の使用に踏み込んだことに、被爆国の国民として強く抗議する。
 NPRは、核兵器を「安全保障に必要」と正当化し、戦略核兵器の3本柱(潜水艦発射弾道ミサイル、陸上配備型大陸弾道ミサイル、戦略爆撃機)の維持・近代化とともに、核兵器をより使いやすくするための小型核弾頭や水上艦や潜水艦から発射する核巡航ミサイルなどの開発を打ち出している。しかも、先制的な核攻撃すら可能としていることは重大である。
 貴国が原子爆弾を投下した広島と長崎の惨禍が示すように、核兵器のいかなる使用も非人道的な破滅的結末をもたらす。これを絶対にくりかえしてはならないとの世界の世論は昨年、核兵器禁止条約を実現した。NPRの政策は、この核兵器廃絶の流れに逆行するものである。
 海洋発射巡航ミサイルの再配備は、被爆国日本への核持込みの危険を高めるものでもある。私たちはいかなる形態であれ、貴国による日本への核兵器の持ちこみに断固反対する。
 我々は、NPRに盛り込まれている核軍拡計画、核使用政策の撤回を強くもとめる。同時に、貴国がこれまで誓約してきた「核兵器のない世界」の実現にむけて、核兵器禁止条約への参加をはじめ、誠実に行動することを要求する。
 
 2018年2月6日  原水爆禁止日本協議会第90回全国理事会



 
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