「署名を持って、2010年ニューヨークに行こう・愛知」は3月27日、愛知芸術文化センターアートスペースAで代表団結団式を行いました。
結団式では、情勢報告に立った澤田昭二さん(県原水協理事長)が「米国を初めとした核保有国と日本が核抑止力論から抜け出し、核兵器を廃絶するための国際条約をつくる出発点にしたい」と話しました。団長に遠藤泰生さん、副団長に梅野敏基さん・水野磯子さん・高橋信さん・土井敏彦さん・大村義則さんがそれぞれ提案され、確認。代表して、遠藤団長(愛友会事務局長)が「たくさんの命を一瞬で奪う核兵器は存在すること自体が許されない。自分自身の被爆体験を世界の人たちに広く伝え核兵器をなくすよう訴えていきたい」とと決意を述べました。
続いて、現地事務局と被爆者支援サポーターが紹介されま した。事務局から、ニューヨーク行動に参加者が被爆者5人を含め119人であること、いま集めている国際署名が21万2千筆(26日現在)を突破していることなどが報告されました。
参加者の交流では、愛高教、年金者組合、新婦人、瀬戸反核センター、ピースイングリッシュ、うたごえ、民青同盟などが発言しました。愛高教では、生徒に訴えたり、各分会ごとに取り組んだりして集めた折り鶴が張り巡らされた横断幕が登場しうたごえを披露しました。年金者組合・岡崎では、教え子に依頼して2000筆の署名を達成しながら周りの方に折り鶴をおってもらい米国で手渡す準備をするなどの様子が紹介されました。
▲折り鶴を貼った横断幕でアピールする愛高教の参加者
事務局から現地でのスケジュールなど伝えた後、「代表団アピール」を採択し、水野磯子副団長のあいさつで閉会しました。
大村義則さん(県代表委員・豊田地域原水協)と丹羽史架さん(名南病院勤務)が司会をつとめました。
結団式に先立ち、記者会見を行いました。
翌28日(日)午後には、NPT再検討会議・ニューヨーク行動の参加者で名古屋市中区マルエイスカイル前で宣伝署名行動を行いました。若い世代や親子連れの反応がとてもよかったです。澤田昭二さんが対話した外国の方には英語で署名内容を解説し、署名に応じてくれる経験も生まれました。うたごえ、愛高教、平和委員会、春日井地域、岡崎地域、愛友会、名南会、南医療生協、県事務局など16人で行動し、85筆の署名と2000円の募金が寄せられました。
▲NPT代表が参加して署名行動